HOYAは上げ幅拡大、各事業好調で第1四半期税引き前利益60%増
HOYA<7741>が後場に入って上げ幅を拡大し、上場来高値を更新した。同社はきょう午後1時30分頃に、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比44.5%増の1580億円、税引き前利益は同59.7%増の510億1800万円で着地した。
ライフケア事業は、メガネレンズやコンタクトレンズ、医療用内視鏡、白内障用眼内レンズの売り上げが伸長。情報・通信事業では、半導体用マスクブランクス、フラットパネルディスプレー(FPD)用フォトマスク、ハードディスク用ガラスサブストレートが好調だった。
なお、これまで非公表としていた第2四半期累計(4~9月)の連結決算予想は、売上収益が前年同期比26.2%増の3150億円、税引き前利益が同37.2%増の990億円になるとの見通しを示している。