大阪製鉄が反発、鋼材需要回復で22年3月期業績を上方修正
大阪製鐵<5449>は反発している。午後1時ごろ、22年3月期連結業績予想について、売上高を860億円から1050億円(前期比37.0%増)へ、営業利益を19億円から32億円(同2.3倍)へ、純利益を13億円から19億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。
鋼材需要が回復傾向にあるなか、「大阪製鐵グループ中期計画」に基づく諸施策を確実に実行し収益確保に努めるという。あわせて未定としていた中間配当予想は7円(前年同期は無配)実施すると発表しており、これも好材料視されている。なお、期末配当予想は引き続き未定としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高223億2400万円(前年同期比10.8%増)、営業利益17億9000万円(同2.4倍)、最終損益10億8200万円の黒字(前年同期4億3800万円の赤字)だった。