株価指数先物【昼のコメント】 中国IT規制強化への警戒が短期筋のショートにつながる

市況
2021年8月3日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万7520円(-0.79%)前後で推移。寄り付きは2万7520円とシカゴ先物清算値(2万7500円)にサヤ寄せする形で売りが先行したが、その後は出直りをみせ、一時2万7710円まで下げ幅を縮める場面があった。しかし、中国によるIT規制強化が警戒されて香港ハンセン指数が1%を超える下落となるなか、日経225先物も再び売られ2万7500円水準での推移となっている。

中国がオンラインゲームに対する取り締まりを強化するとの思惑からゲーム株が軒並み下落しており、ネクソン<3659>は8%を超える下落で年初来安値を更新。センチメントが悪化するなか、225先物に短期的なショートが入ったようだ。後場は引き続き2万7500円水準での攻防が予想されるが、香港ハンセン指数の動向を確認しつつ、底堅さが意識されてくるようであれば、短期的にはショートカバーも想定される。

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