東京株式(前引け)=前日比16円高、上値重い展開が続く
6日前引けの日経平均株価は前日比16円12銭高の2万7744円24銭。前場の東証1部の売買高概算は5億1111万株、売買代金は1兆3024億円。値上がり銘柄数は1001、値下がり銘柄数は1031、変わらずは151銘柄だった。
日経平均株価は小幅高。寄り付きは値を下げてスタートしたが、下値には買いが入り一時、前日に比べ160円高まで買われる場面があった。ただ、上値は重く買い一巡後は伸び悩む展開となった。新型コロナウイルス変異種(デルタ株)の感染拡大が警戒されているほか、今晩には米7月雇用統計が発表されることから様子見姿勢も強まっている。
個別銘柄では、ソニーグループ<6758>や資生堂<4911>、太陽誘電<6976>が高く、キーエンス<6861>や塩野義製薬<4507>が値を上げた。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>やマネーフォワード<3994>が急伸した。半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>が売られ、任天堂<7974>が急落。レーザーテック<6920>やトヨタ自動車<7203>、SUMCO<3436>が値を下げた。