兼房が後場ストップ高、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
兼房<5984>が後場に入りストップ高の730円に買われている。。午後1時40分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を174億6000万円から187億円へ、営業利益を6億8000万円から16億5000万円へ、純利益を4億7000万円から11億円へ上方修正し、あわせて7円50銭としていた期末配当予想を16円50銭に引き上げたことが好感されている。
足もとで国内向けに住宅関連刃物、非住宅関連刃物や、海外向けに自動車関連刃物及び木工関連刃物などが伸長しており、国内、海外ともに売り上げが想定を上回る見込み。また、それに伴う売上原価率の改善なども寄与するとしている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高45億3500万円、営業利益4億100万円、純利益3億1100万円だった。なお、会計基準変更に伴い、前期及び前年同期との比較の記載はない。