ピラーに物色人気集中、今3月期営業利益大幅増額に加え配当も上乗せ
日本ピラー工業<6490>に物色人気集中、気配値のまま株価を上昇させ高値圏もみ合いを上放れ、6月17日につけた上場来高値2389円奪回が意識される状況にある。半導体製造装置向け継ぎ手やメカニカルシールなどを主力展開し高水準の受注を獲得している。前週末6日取引終了後、21年4~6月期決算を発表、営業利益段階で前年同期比2.2倍の23億1300万円と倍増した。これを受けて会社側では22年3月期予想も大幅増額、同利益は従来予想の60億円から80億円(前期比65%増)に修正しており、これがサプライズを呼んだ。更に年間配当についても従来計画の60円から70円に10円上乗せ(前期実績は50円)しており、これも人気を増幅させている。