スプリックスが一時17%安、4~6月期最終赤字に転落
スプリックス<7030>が急落、一時17.0%安の901円まで下落した。前週末6日の取引終了後、21年9月期第3四半期累計(20年10月~21年6月)の決算を発表した。純利益は7億8800万円(前年同期比12.1%減)となり、直近4~6月期では最終赤字となったことから、これを嫌気した売りが出ているようだ。
売上高は168億4600万円(同99.6%増)で着地した。中核事業である「森塾」が前年同期比18教室増の175教室となり、在籍生徒数も増加した。また、グループ全体の各学習塾サービスの生徒数も、新型コロナウイルス感染症の影響がなかった2019年度と比較して好調に推移した。一方、組織力強化のための人員増や新教室の設備関連投資などを当初の想定通り進めたほか、広告宣伝や研究開発活動を積極的に行ったことから販管費が増加した。