T&Gニーズが一時15%高、第1四半期営業損益が黒字転換し上期計画上回る
テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急伸し一時、前週末比127円(14.9%)高の979円に買われている。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高94億7500万円(前年同期比3.6倍)、営業利益1億400万円(前年同期34億8300万円の赤字)、最終利益3億8300万円(同59億9200万円の赤字)と黒字転換し、上期計画の営業損益を上回ったことが好感されている。
国内ウェディング事業の取扱組数が前年同期の82組から2559組へ増加したことに加えて、平均単価が同320万9000円から349万1000円へ回復傾向にあることが黒字化を牽引した。また、コスト削減の徹底なども寄与した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高420億~450億円(前期比2.1~2.2倍)、営業利益6億~25億円(前期111億9100万円の赤字)、最終損益7億円の赤字~8億円の黒字(同162億1400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。