高千穂交易---1Q増収増益、CCTVや小売向け顔認証の大型案件など寄与

材料
2021年8月11日 10時03分

高千穂交易<2676>は6日、2022年3月期第1四半期の連結業績を発表した。売上高は4,402百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は65百万円(前年同期は2百万円)、経常利益は93百万円(同24百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は49百万円(同20百万円の損失)となった。

システムセグメントの売上高は、前年同期比8.6%増の2,639百万円、営業利益は前年同期比で69百万円増加し、16百万円となった。リテールソリューション商品類では、CCTVや小売業向け顔認証システムの大型案件などにより、売上高は前年同期比60.9%増の1,196百万円となった。オフィスソリューション商品類は、昨年度新型コロナウイルスの影響により好調だったリモートアクセス商品の販売が減少したことなどにより、売上高は前年同期比37.3%減の422百万円となった。グローバル商品類は、タイの防火システムの売上が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で減速し、売上高は前年同期比2.0%減の544百万円となった。サービス&サポート商品類は、MSPサービスが好調に推移し、売上高は前年同期比4.1%増の475百万円となった。

デバイスセグメントの売上高は、前年同期比0.8%減の1,763百万円、営業利益は前年同期比11.5%減の48百万円となった。電子商品類では、半導体製造装置向けなど電子部品の受注が好調だったものの、昨年度好調だった通信端末向け販売の減少と半導体不足が影響し、売上高は前年同期比12.5%減の801百万円となった。産機商品類では、米国住宅設備向けソフトクローズ部品や電子機器向け通信ケーブルの販売が好調だったことなどにより、売上高は前年同期比11.6%増の961百万円となった。

2022年3月期通期については、売上高は前期比5.4%増の21,700百万円、営業利益は同27.5%増の1,130百万円、経常利益は同18.7%増の1,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同40.4%増の770百万円とする業績予想を据え置いた。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.