ディア・ライフ---3Q減収も経常利益が3.5%増、都市型マンション開発や収益不動産への投資を積極的に推進

材料
2021年8月11日 12時33分

ディア・ライフ<3245>は10日、2021年9月期第3四半期(20年10月‐21年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.7%減の108.31億円、営業利益が同5.5%減の10.17億円、経常利益が同3.5%増の10.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.1%減の6.63億円となった。

リアルエステート事業の売上高は前年同期比19.5%減の99.61億円、営業利益は同5.5%減の13.89億円となった。同社開発の都市型マンション、収益不動産、開発プロジェクトにおいて、不動産投資会社・デベロッパー・不動産販売会社・海外事業者など幅広い顧客層の需要に対応し、第3四半期連結累計期間(20年10月‐21年6月)までに17物件を売却した。一方、東京圏エリアでの都市型マンション開発や収益不動産への投資を積極的に進め、21物件の仕入を行った。

セールスプロモーション事業の売上高は同411.4%増の8.70億円、営業利益は同63.7%増の0.17億円となった。同事業は連結子会社のディアライフエージェンシーおよびDLXホールディングスが行っている。ディアライフエージェンシーにおいては、緊急事態宣言が再発令されたものの、各不動産業者のマンション販売戸数の増加から、クライアントの営業自粛は限定的であったため、稼働人員数は比較的底堅く推移した。DLXホールディングスの連結子会社であるN-STAFFにおいては、非対面でのアウトバウンド型コールセンターの旺盛な需要に応え、着実に派遣先拡大を行っている。

2021年9月期通期の連結業績目標については、経常利益が前期比10.4%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.0%増の20.00億円とする期初の目標を据え置いている。主力事業のリアルエステート事業における不動産の売買動向によっては収益が大きく変動する可能性があり、現時点における通期予測については不確定要素が多いことから、合理的に仮定された条件に基づいて算出された「連結業績予想」に代えて、同社グループの2021年9月期の経営目標である「連結業績目標」を開示している。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.