タカラトミーが大幅続伸、「トランスフォーマー」など輸出好調で9月中間期業績予想を上方修正
タカラトミー<7867>は大幅続伸。12日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を720億円から750億円(前年同期比18.7%増)へ、営業利益を25億円から47億円(同2.6倍)へ、最終利益を28億円から40億円(同7.7倍)へ上方修正したことが好感されている。
第1四半期に商品力を強化したトレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」や「トランスフォーマー」の海外向け輸出が好調に推移したほか、アミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」の人気が拡大したことなどが要因。また、新型コロナウイルスの拡大状況と店頭状況を踏まえた経費コントロールなども奏功する見通しだ。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高350億5800万円(前年同期比30.8%増)、営業利益21億4800万円(前年同期5億8300万円の赤字)、最終利益30億900万円(同11億7400万円の赤字)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1550億円(前期比9.8%増)、営業利益80億円(同13.0%増)、最終利益65億円(同20.9%増)の従来見通しを据え置いている。