サントリBFが急反発、1~6月期営業69%増益で着地
サントリー食品インターナショナル<2587>が急反発、一時13.5%高の4400円まで上昇し年初来高値を更新した。12日の取引終了後、21年12月期上期(1~6月)の決算を発表し、営業利益が前年同期比69.1%増の604億100万円と大幅増益で着地したことが好感され買われている。
売上収益も同9.3%増の6038億3500万円と良好だった。国内事業では、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み市場シェア拡大を図ったほか、商品構成の改善やコスト削減活動などが寄与した。アジアや欧州事業なども好調で、会社側では3月以降力強い回復基調が継続しており、売上収益、営業利益ともに想定を超える進捗を示しているという。なお、通期見通しについては引き続き従来予想を据え置いた。