クロスマーケはS高カイ気配、前期上振れ着地し今期以降も成長継続へ
クロス・マーケティンググループ<3675>はストップ高カイ気配。12日の取引終了後に6カ月の変則決算となる21年6月期の決算を発表し、売上高は107億5800万円、営業利益は10億700万円だった。売上高、営業利益ともに従来予想と比べて上振れて着地しており、これを好感した買いが膨らんでいる。
主力のデジタルマーケティング事業が堅調に推移したほか、グループ会社において大型案件の受注や納品計上をしたことが寄与した。同時に発表した22年6月期の連結業績予想は、売上高230億5100万円、営業利益19億300万円の見通し。
あわせて、24年6月期を最終年度とする中期経営計画と発表した。最終年度に売上高300億円、営業利益30億円とする目標を掲げた。同社グループの資産・インフラを基盤に、各事業の強化や投資、M&Aを通じてグループ全体の成長の加速を目指す方針。