16日の株式相場見通し=軟調な展開か、為替の円高進行も警戒
16日の東京株式市場は、軟調な展開か。前週末13日の米国株市場ではNYダウが小幅に上昇し最高値を更新した。ただ、ハイテク株など底堅く推移したものの銀行株や石油株など景気敏感株に売りが膨らんだ。米8月ミシガン大学消費者態度指数が、市場予想を下回ったことから米景気への先行き不安が台頭した。また、為替は1ドル=109円後半へ円高が進行した。この円高も日経平均株価の上値を押さえる要因となりそうだ。
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比15ドル53セント高の3万5515ドル38セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は同6.636ポイント高の1万4822.898だった。
日程面では、4~6月国内総生産(GDP)速報値が予定されているほか、引け後に東京エレクトロン<8035>が決算発表を行う。