株価指数先物【昼のコメント】 自律反発の域は脱せず、目先は2万7500円を固めておきたいところか

市況
2021年8月17日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の2万7540円(+0.21%)前後で推移。寄り付きは2万7690円とシカゴ先物清算値(2万7660円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、2万7740円まで上昇幅を広げた。ただし、前日の大幅な下落に対する自律反発の域は脱せず、その後は戻り売りに押され、前引けにかけて一時2万7510円まで上げ幅を縮める場面が見られた。

米国市場の上昇を受けて買い先行で始まり、注目された東京エレクトロン <8035> は朝方こそ2%を超す上昇を見せたものの、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮めた。グローベックスの米株先物が、小幅ながらマイナス圏で推移していることも手掛けづらくさせている。ただし、2万7500円を割り込まず底堅さが見られており、目先は2万7500円を固めておきたいところか。NT倍率は先物中心限月で14.32倍に上昇しているものの、日経平均構成銘柄は高安まちまちであるため、こちらも自律反発の域は脱していない。

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