日経VI:上昇、軟調な株価展開で次第に警戒ムード広がる

市況
2021年8月17日 16時00分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比+0.21pt(上昇率1.04%)の20.39ptと上昇した。なお、高値は20.49pt、安値は19.17pt。昨日の米株式市場でダウ平均とS&P500が5日続伸したことなどを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。しかしその後、日経225先物は伸び悩み、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に広がり、日経VIは低下幅を縮めた。さらに、取引終了にかけて日経225先物は下げに転じ、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20ptを上回って本日を終えた。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

提供:フィスコ

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