株価指数先物【昼のコメント】 2万7500円固めの動きから自律反発を強める
日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の2万7560円(+0.73%)前後で推移。寄り付きは買い先行ながらも2万7400円とシカゴ先物清算値(2万7455円)を下回って始まり、一時2万7330円と下落に転じる場面が見られた。ただし、その後は出直りを見せており、前場半ばには2万7500円を回復。前引けにかけても強含みの推移が継続し、2万7580円まで上げ幅を広げている。
ハンセン指数が小幅ながらも反発で始まったほか、上海総合もプラス圏で推移するなど、アジア市場の上昇が安心感につながっている。また、ソフトバンクグループ <9984> が年初来安値更新後にプラスに転じていることも、先物主導でのショートカバーを誘った格好か。ランチタイムでは日中高値圏での推移を見せている。目先的には2万7500円を固める動きを見極めつつ、直近の急落に対する自律反発の水準としては、5日移動平均線が位置する2万7700円程度が想定されそうだ。
株探ニュース