明日注目すべき【好決算】銘柄 グローバルウェイ、ティーライフ (27日大引け後 発表分)

注目
2021年8月29日 11時00分

27日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

グローバルウェイ <3936> [東証M]  ★今期最終を29%上方修正

◆22年3月期の連結最終損益を従来予想の9500万円の黒字→1億2300万円の黒字(前期は1億8700万円の赤字)に29.5%上方修正した。保有するEmotion Tech株式をプレイド <4165> [東証M]へ売却することに伴い、売却益約4900万円が発生することが最終利益を押し上げる。

モロゾフ <2217>   ★今期経常を42%上方修正

◆22年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の9億円→12.8億円に42.2%上方修正。増益率が4.4%増→48.5%増に拡大する見通しとなった。計画的・効率的な生産体制の構築、店舗人員体制の最適化、経費削減、売上状況に応じた適正在庫の確保などが寄与し、採算が大きく改善する。

ラサ商事 <3023>   ★4-6月期(1Q)経常は73%増益で着地

◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比73.1%増の4.7億円に拡大して着地。資源・金属素材関連部門で自動車分野を中心に取扱数量が復調したうえ、原料価格の上昇もプラスに働いた。また、プラント・設備工事部門でエネルギー工事が計画通りに完工したことも収益拡大に貢献した。

上期計画の7億円に対する進捗率は68.0%に達しており、業績上振れが期待される。

ティーライフ <3172>   ★前期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額

◆21年7月期の連結経常利益を従来予想の7億円→9.2億円に30.0%上方修正。増益率が35.0%増→75.6%増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。テレビショッピングでヘルスケア商品の販売が大きく伸びたことが寄与。袋井センターと掛川センターの賃貸稼働率の向上に加え、コスト低減を進めたことも上振れに貢献した。

業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の44円→51円(前の期は30円)に増額修正した。

カノークス <8076> [名証2]  ★今期経常を80%上方修正、配当も30円増額

◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の13.3億円→24億円に80.5%上方修正。増益率が31.7%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。鋼材市況の上昇や国内自動車生産の回復を背景に、業績が予想を上回るペースで推移していることが要因。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→80円(前期は30円)に大幅増額修正した。

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