ユニバンスは14年2カ月ぶり高値、業績急回復で指標面の割安さ際立つ

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2021年9月2日 10時46分

ユニバンス<7254>が続伸、5日移動平均線をサポートラインとして強力な上昇波動を形成している。一時前日比6%高の593円まで買われ、2007年7月以来約14年2か月ぶりの高値圏に浮上している。日産自動車<7201>向けを主力とする自動車部品会社で、世界的な自動車販売の好調を背景に業績面で追い風が強い。生産ライン集約や内製化の推進といった合理化効果も寄与し、22年3月期業績は営業損益が30億円の黒字(前期実績は6億6100万円の赤字)を予想するなど急回復を見込んでいる。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景にEVなど電動車向け軽量・小型ギヤボックスの製造も進めている。PER5倍台でPBR0.7倍台と指標面からは依然として評価不足が歴然で、上値余地に期待した買いが勢いを増している。

出所:MINKABU PRESS

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