株価指数先物【昼のコメント】 2万8500円を挟んだこう着のなか、NTショートの巻き戻しが強まる
日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの2万8490円(±0.00%)前後で推移。寄り付きは2万8500円とシカゴ先物清算値(2万8535円)を下回ったものの、小幅に上昇して始まり、一時2万8630円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は売り買いが交錯するなかで軟化し、前場半ばには2万8410円まで下落する場面も見られたものの、その後は持ち直しており、前日終値を挟んでの推移。
寄り付き直後にはショートカバーが入ったようだが、急ピッチの上昇に対する過熱感も意識されるなか、2万8500円を挟んで保ち合いをみせている。
NT倍率は先物中心限月で14.41倍に上昇し、上値を抑えていた25日移動平均線を明確に上放れており、日経平均型優位の展開からNTショートの巻き戻しが強まってきた。3月以降、NT倍率は低下傾向を続けていたため、NTロングによるスプレッド狙いのトレードが意識されやすいだろう。
株探ニュース