東京株式(前引け)=前日比243円高、7月中旬以来の高値圏に
3日前引けの日経平均株価は前日比243円84銭高の2万8787円35銭。前場の東証1部の売買高概算は4億6952万株、売買代金は1兆2823億円。値上がり銘柄数は1556、値下がり銘柄数は505、変わらずは126銘柄だった。
日経平均株価は5日続伸。米雇用関連指標が堅調で前日のNYダウが4日ぶりに反発したことも追い風となり、東京市場は買い優勢の展開。鉄鋼や石油、非鉄、機械などの景気敏感株が値を上げた。日経平均株価は一時2万8800円台に乗せ7月中旬以来の高値圏に上昇している。
個別銘柄では、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が高く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株もしっかり。INPEX<1605>やANAホールディングス<9202>も高い。半面、任天堂<7974>やファーストリテイリング<9983>、村田製作所<6981>が安い。JR西日本<9021>やJR東日本<9020>は下落している。