フジコーポが大幅反落、5~7月営業利益61%減
フジ・コーポレーション<7605>が大幅反落している。6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年11月~21年7月)単独決算は、売上高297億2500万円(前年同期比15.9%増)、営業利益30億5700万円(同13.0%増)、純利益23億1200万円(同17.8%増)となったものの、5~7月期の営業利益は60.7%減と大幅減益となったことが嫌気されている。
全国的な大雪によるスタッドレスタイヤの需要増加や、長期化する新型コロナウイルス感染症による外出自粛で通信販売が増加した。ただ、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの拡大が響き伸び悩んだようだ。
なお、21年10月期通期業績予想は、売上高370億円(前期比8.1%増)、営業利益38億円(同17.8%増)、純利益29億円(同23.1%増)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に8月度の月次報告を発表した。既存店売上高は前年同月比17%減となり、3カ月連続で前年実績を下回った。