ファーマFは朝安後に切り返す、22年7月期も営業最高益へ
ファーマフーズ<2929>は朝安後に切り返す展開。6日の取引終了後、21年7月期決算を発表し、売上高は467億5200万円(前の期比3.0倍)、営業利益は56億7300万円(同7.7倍)だった。続く22年7月期の連結業績予想は、売上高606億3100万円(前期比29.7%増)、営業利益57億7300万円(同1.8%増)で、売上高、営業利益ともに連続で過去最高を更新する見通しとなったことが好感されているようだ。
前期は、主力商品の「ファーマギャバ」の売り上げが堅調だったほか、「ニューモ育毛剤」や美白素材「Cerepron(セレプロン)」などの販売が伸びた。創薬事業も好調で、今年1月には田辺三菱製薬(大阪市中央区)と抗体医薬に関する独占的ライセンス契約を締結し、今後は開発段階に応じたマイルストンの支払いを受ける見込みという。
あわせて、上限を12万株(発行済み株数の0.41%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は9月7日から21日まで。