話題株ピックアップ【夕刊】(3):洋缶HD、日清紡HD、東京機

注目
2021年9月7日 15時18分

■洋缶HD <5901>  1,367円  -247 円 (-15.3%)  本日終値  東証1部 下落率トップ

■日清紡ホールディングス <3105>  844円  -104 円 (-11.0%)  本日終値  東証1部 下落率2位

日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。いずれも10月1日から除外となる。

■東京機械製作所 <6335>  2,358円  +400 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位

東京機械製作所<6335>の上げ足が止まらない。新聞輪転機メーカーで厳しい収益環境を強いられているが、アジア開発キャピタル<9318>傘下のアジアインベストメントファンドが同社株の買い増しを続け、大株主に浮上していることを背景に需給相場の様相を呈している。前日は激しく株価が乱高下した。朝方は売り先行で前日比200円近い下げで1300円台半ばまで下押す場面があったが、その後は下げ渋り、後場後半から一気に水準を切り上げ400円高はストップ高となる1958円で引けた。きょうもその余勢を駆って上値追い態勢を強めている。貸株申込制限のほか、7日付で最高料率10倍適用の品貸料臨時措置など信用規制の対象となっている。今年1月初旬に256円の年初来安値をつけており、株価はそこから8倍近い水準に達した。

■アールプランナー <2983>  3,070円  +500 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値

アールプランナー<2983>はストップ高。6日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(2~7月)連結業績について、売上高が118億円から130億4200万円へ、営業利益が3億円から7億900万円へ、純利益が1億4800万円から4億3900万円へ上振れて着地したようだと発表。コロナ禍に伴う生活スタイルの変化で戸建住宅の需要が高まるなか、販売棟数が増加したことが要因としている。なお、前年同期に四半期決算を発表していないため比較はない。

■ヴィッツ <4440>  1,832円  +208 円 (+12.8%)  本日終値  東証1部 上昇率5位

ヴィッツ<4440>が大幅高で3日続伸。6日の取引終了後、同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションが、岐阜県IoTコンソーシアムの基本システムに採用されたと発表。岐阜県の企業が中心となる「IoTによる機械設備の稼働情報収集、見える化WG」は、21年度の岐阜県IoTコンソーシアムワーキンググループ事業費補助事業に採択されており、IoTを活用して課題を低コストで解消することが目的。WGでの取り組みでは、ヴィッツのDXソリューション(SF Twin機能)の一部とエッジセンサーを活用することで、工場での人・物の動きを可視化し、生産状況や設備稼働率の向上を安価に実現するとしている。

■タスキ <2987>  1,824円  +173 円 (+10.5%) 一時ストップ高   本日終値

タスキ<2987>は急騰。6日の取引終了後、21年9月期の単独業績予想について、売上高を91億円から91億5000万円(前期比30.2%増)へ、営業利益を8億7000万円から11億7000万円(同2.0倍)へ、純利益を5億3000万円から7億2000万円(同2.2倍)へ上方修正した。IoTレジデンスなどのセールスが順調に推移し、売上高が計画通りとなる見込みであることに加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などによる効率的な事業活動を行った結果、利益率が想定を大きく上回って推移しているという。

■コメ兵ホールディングス <2780>  1,757円  +147 円 (+9.1%)  本日終値

コメ兵ホールディングス<2780>は続伸。午前11時ごろに発表した8月の月次売上高が前年同月比35.8%増の35億7500万円となり、大幅増収基調が続いていることが好感された。

■オーナンバ <5816>  749円  +50 円 (+7.2%)  本日終値

オーナンバ<5816>の上げ足が加速している。電子機器に使われるワイヤーハーネスで業界トップの商品競争力を有し、太陽光発電配線ユニットへの展開に力を入れている。自民党総裁選の行方はまだ見えないものの河野太郎規制改革相の人気が高い。河野氏は脱原発・脱炭素を推進する政策スタンスにあり、太陽光発電を中心とする再生可能エネルギー関連株への追い風が意識されるなか、同社はその関連有力株として頭角を現している。業績も21年12月期は営業利益段階で前期比45%増の11億円と大幅な伸びを見込み、株価指標面ではPBRが0.5倍台前半と解散価値の半値水準に放置されていることから、水準訂正妙味が高まっている。

■アルメディオ <7859>  171円  +10 円 (+6.2%)  本日終値

アルメディオ<7859>がマドを開けて急伸。6日の取引終了後、福島県双葉町に工場を建設すると発表。着工は12月で、2022年9月の竣工を予定する。ナノマテリアル事業で手掛けているカーボンナノファイバー製品について、顧客の要求に的確に対応し、本格採用に向けた生産能力の担保が経営上の喫緊の課題となっていたことから、今回工場の建設を決定した。なお、22年3月期業績に与える影響は軽微としている。

●ストップ高銘柄

関西スーパーマーケット <9919>  2,134円  +400 円 (+23.1%) ストップ高   本日終値

ピースリー <6696>  656円  +100 円 (+18.0%) ストップ高   本日終値

和心 <9271>  558円  +80 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値

など、7銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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