三桜工など電池関連株に物色の矛先、トヨタの車載電池開発に向けた巨額投資で思惑

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2021年9月8日 11時04分

三櫻工業<6584>が一時71円高の1177円と値を飛ばしたほか、FDK<6955>は56円高の1266円、更にカーリットホールディングス<4275>が34円高の904円に買われるなど、車載用2次電池分野に展開する銘柄に物色人気が集まっている。トヨタ自動車<7203>が7日、電気自動車(EV)などに使用する車載電池の開発に2030年までに1兆5000億円を投資する方針を表明しており、これが同関連銘柄の株価を刺激している。三桜工は全固体電池開発に前向きで同分野のベンチャー企業への出資を行っているほか、FDKはニッケル水素電池やリチウム電池を主軸に2次電池の製造販売を手掛け、全固体電池をはじめとする次世代電池の開発にも注力。また、カーリットはリチウムイオン電池の受託評価事業を展開しており、EV用電池にも対応。評価試験については顧客が遠隔地から確認可能なサービスを手掛け需要を取り込んでいる。

出所:MINKABU PRESS

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