レノバが約2カ月ぶりに上場来高値更新、“河野関連”先取りで物色人気化
レノバ<9519>が5連騰、一時460円高の5550円まで一気に駆け上がり、7月13日につけた年初来高値5480円をクリア、約2カ月ぶりに上場来高値更新となった。同社は太陽光発電を主力に風力やバイオマスなど、幅広く再生可能エネルギーの開発・運営を手掛けており、脱炭素関連の有力株として機関投資家とみられる実需買いが継続している。自民党総裁選の行方は現状では予想のつきにくい状況にあるが、河野太郎規制改革相が国民的支持も厚く有力との見方が一部に出ている。河野氏は脱原発と脱炭素を持論としており、仮に新総裁に就任した際には、関連銘柄への政策面からの中期的な追い風が強まるという思惑も働いている。そのなか、同社株は再生エネの関連最右翼として注目度が高い。