個人投資家・有限亭玉介:DX関連の物色続く!強含む銘柄をチェック【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年9月11日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2021年9月6日10時に執筆

いよいよデジタル庁が発足した事で、今年中を目途にマイナンバーカードが健康保険証の代わりになるなど少しずつ官公庁でのデジタル化が進んでいます。民間でもDXの導入が普及しているようですねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

デロイトトーマツグループによりますと、上場企業の2752社を調査したところ485社が経営方針に「DX」を組み込んでいたと発表しました。これは前年比で4.6倍にまで増加したとの事です。もう少し増えて欲しい気持ちもありますが、確実にDXの潮流が国内で広がっていると確信できますねぇ。

ポジティブに考えれば、コロナ禍で客足が遠のいている業界はアフターコロナに備えて大規模な設備投資に踏み切れるタイミングとも言えそうです。コロナ対応も兼ねたDXを導入しようとする経営者も多いようですな。

デジタル庁によって行政手続きからDX化が進めば、民間企業でもそれに合わせる形でDXがより浸透していく事になるでしょう。日本企業の働き方は効率的ではないと言われ続けて長いですが、管理職の意識改革を含めた働き方改革がDXと併せて実践できるかが課題となりそうですな。

さて、今回の記事ではそんなDX関連株をピックアップして参ります。

今年5月から長らく調整が続いておりましたINCLUSIVE <7078>は新規メディア「ZEROICHI」(ゼロイチ)のリリースを発表すると底値から動意しました。同社の大株主には堀江貴文氏も名を連ねており、DXの潮流を受けて物色されるか監視です。

こちらも調整から底を打って反発しましたヘッドウォータース<4011>です。8月13日の決算発表では嫌気されて売られましたが、デジタル庁発足による思惑からAI関連株として物色されると窓をしっかり埋めてきました。

8月下旬から下値を切り上げているライトアップ<6580>は、カーコンビニ倶楽部に「Jシステム」のOEM提供を開始したと発表すると動意しました。同社の業績は好調で2期連続で過去最高益を見込んでおります。

コロナ禍ではオンライン診療が規制緩和された事で関連銘柄が注目されました。オンラインで専門医に医療相談できる「first call」を提供するメドピア<6095>も底を打って切り返しております。8月12日の決算発表もしっかりと増益着地すると過去最高益を更新する見通しです。医療DX関連として注視しておりますよ。

AIを活用したデータ分析に定評があるブレインパッド<3655>は、DX関連としても思惑があります。22年6月期の増益予想が好感されて窓を開けて動意すると、その後は買いが流入した模様です。8億円を上限とした自社株買いも材料視されております。

最後は上場来高値を更新したSansan<4443>です。同社はChatwork<4448>とクラウド名刺管理サービス「オンライン名刺」機能の連携を発表すると好感されました。社内業務を効率化させるDX関連銘柄として、この先も監視していきたい銘柄ですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《RS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.