16日の株式相場見通し=反発か、米株高好感も上げ幅は限定的

市況
2021年9月16日 8時00分

16日の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広く買い戻しが優勢となり日経平均は反発しそうだ。ただ、戻り足は鈍く上げ幅は限定的となりそうだ。前日の米国株市場では朝方に開示されたNY連銀製造業景況指数が改善傾向を示し、事前の市場コンセンサスも大きく上回ったことから、景気敏感株中心に買い戻される展開となった。NYダウが反発したほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数も6日ぶりに反発に転じており、これを受けて東京市場でもリスクを取る動きを誘発しそうだ。東京市場では前日に利益確定の動きが顕在化し、海運を除く全業種が下落したほか個別でも8割の銘柄が下落したが、きょうは切り返す銘柄が多くなる公算が大きい。ただ、来週のFOMCを控え、米国株市場も依然として不安定なことから積極的に上値を買い進む展開も見込みにくい。

15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比236ドル82セント高の3万4814ドル39セントと反発。ナスダック総合株価指数は同123.771ポイント高の1万5161.530だった。

日程面では、8月の貿易統計、8月の首都圏新規マンション販売など。海外では、7月のユーロ圏貿易収支、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の米小売売上高、7月の米企業在庫、7月の対米証券投資など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.