東京株式(前引け)=続落、朝高後に利益確定売り圧力が表面化

市況
2021年9月16日 11時47分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比179円07銭安の3万332円64銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億999万株、売買代金概算は1兆7161億円。値上がり銘柄数は534、対して値下がり銘柄数は1577、変わらずは77銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高を受けて朝方は高く始まったが、その後は短期急騰の反動から利益確定売り圧力が表面化し値を消す展開となった。あすに自民党総裁選の告示を控え、新総裁のもとでの経済対策に対する期待感を背景とした投資資金の流入が一服した。来週にFOMCを控えており、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。日経平均は前場中盤を境に下げ足を強め、前引けはきょうの安値圏で着地している。東証1部全体の7割強の銘柄が安くなった。売買代金は1兆7000億円台と高水準に膨らんでいる。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が値を下げたほか、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>も安い。日本電子<6951>も売られた。宮越ホールディングス<6620>が急落、プロレド・パートナーズ<7034>、エフオン<9514>も大幅安となった。半面、トヨタ自動車<7203>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>も値を上げた。乾汽船<9308>が値上がり率トップに買われ、明治海運<9115>も値を飛ばすなど海運株の上昇が目立つ。ブラス<2424>、東邦亜鉛<5707>なども大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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