新日本理化が大幅高で新値街道、水素関連のテーマに乗り業績も14年ぶりの利益水準に
新日本理化<4406>は中低位材料株ならではの強さを発揮、全体相場が下値模索の展開となるなか大幅高で4連騰と新値街道をまい進している。界面活性剤など化学品や医薬中間体を手掛け、EV向け駆動オイルや水素添加技術などでも実績が高く、「脱炭素」のテーマに乗っている。水素は究極のクリーンエネルギーと呼ばれ、日本が強みとする分野でもあるが、同社は高圧水素化をはじめ高度な製造技術を有している。業績も22年3月期は営業利益段階で前期比2.4倍の7億円と急拡大を見込んでおり、2008年3月期以来14年ぶりの利益水準に達する見通し。