前田工繊が4日ぶりに反発、農業IoTのファームノートへ出資
前田工繊<7821>が4日ぶりに反発している。29日の取引終了後、投資事業子会社の前田工繊キャピタル合同会社が酪農・畜産の生産性向上と効率化を図るクラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」を提供するファームノートホールディングス(北海道帯広市)へ出資したと発表しており、これが材料視されている。
ファームノートホールディングスは、酪農・畜産業界の活性化を目指し、酪農・畜産デジタルトランスフォーメーション(DX)実現を支援する農業IoTソリューションの開発を手掛ける。前田工繊は子会社で農業分野や放牧施設・牛舎施設を取り扱う未来のアグリとの連携に向けた業務提携も視野に入れており、今後の展開が期待されている。