瑞光は大幅反発、上期営業利益の2.2倍とスーパー・フェイズとの業務提携を好感
瑞光<6279>は大幅反発している。前週末1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2月21日~8月20日)連結決算が、売上高111億8700万円(前年同期比26.2%増)、営業利益10億5300万円(同2.2倍)、純利益8億5000万円(同2.4倍)と大幅増益となったことが好感されている。
豊富な受注残を背景に小児用紙おむつ製造機械や生理用ナプキン製造機械が売り上げを伸ばした。また、グループ全体でコストダウンや生産体制の再編・強化を図ったことも寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高260億円(前期比12.6%増)、営業利益22億円(同16.3%増)、純利益15億3000万円(同5.6%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、スーパー・フェイズ(鳥取県伯耆町)と使用済み紙おむつのリサイクル事業に関して業務提携すると発表し手織り、これも好材料視されている。スーパー・フェイズは、使用済み紙おむつリサイクル装置の開発・製造及び販売の実績があり、東京都の「使用済紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」に装置が採択されるなど、独自技術を有するメーカー。今回の提携により、スーパー・フェイズの使用済み紙おむつリサイクル装置の販売を共同で展開して競争優位性を高め、使用済み紙おむつリサイクル事業の拡大を図るとしている。