KTKは大幅反落、21年8月期増収増益で中計発表も利益確定売り
ケイティケイ<3035>は大幅反落。前週末1日の取引終了後、21年8月期決算を発表。売上高は172億8500万円(前の期比3.8%増)、営業利益は4億4800万円(同41.3%増)と増収増益で着地したものの、目先材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。
基盤事業であるリサイクルトナーの出荷が微減となったものの、ネットワーク・セキュリティー機器などのITソリューション商品や新型コロナウイルス感染症対策向けの環境・衛生商品の販売が順調だった。なお、同時に発表した22年8月期業績予想は、売上高173億1000万円、営業利益3億9000万円の見通し。会計基準の変更のため前期との比較はない。
あわせて、24年8月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。最終年度に売上高190億円、営業利益5億2000万円とする目標を掲げた。