イチネンHDが反発、新光硝子工業を子会社化
イチネンホールディングス<9619>が反発している。1日の取引終了後、新光硝子工業(富山県砺波市)の全株式を取得し、子会社化したと発表しており、これが好感されている。
新光硝子工業及びその子会社の新生ガラスは、ガラス加工製品(曲げガラス、樹脂合わせガラス、その他の二次加工など)の製造・販売を行っている。今回の子会社化により、今後新光硝子の事業をグループの新規事業と位置付け、経営資源を投入することにより一層の事業拡大を目指すとともに、新光硝子が保有するガラス製品加工に関する高度な技術と、イチネングループのケミカル事業や機械工具販売事業、合成樹脂事業における製品製造のノウハウを融合することで、新たな事業分野への進出を目指すとしている。なお、22年3月期業績への影響は軽微としている。