6日の株式相場見通し=反発、米株高受け目先リバウンド局面に

市況
2021年10月6日 7時59分

6日の東京株式市場は、主力株はじめ広範囲に買い戻しが入り、日経平均は8日ぶり反発に転じそうだ。前日の米国株市場では、インフレ懸念や米連邦の債務上限問題などに対する懸念は拭えないものの、目先押し目を拾う動きが優勢となった。発表された9月の米ISM非製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回ったことがポジティブ材料となった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数や機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も揃って上昇した。東京市場でも、前日まで日経平均が7日続落し、この間に2400円以上の下落をみせていたこともあって、足もとではリバウンド狙いの買いが優勢となりそうだ。日経平均は2万8000円台を回復する公算が大きいが、買い一巡後は米株価指数先物の動きなどを横目に不安定な動きとなる可能性もある。

5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比311ドル75セント高の3万4314ドル67セントと反発。ナスダック総合株価指数は同178.345ポイント高の1万4433.830だった。

日程面では、きょうは黒田日銀総裁が日米財界人会議で講演。海外ではニュージーランド中銀の金融政策決定会合、ポーランド中銀の金融政策決定会合、8月のユーロ圏小売売上高、9月のADP全米雇用リポートなど。

出所:MINKABU PRESS

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