王将フードが4日ぶり反発、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始
王将フードサービス<9936>が4日ぶりに反発。岩井コスモ証券は7日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は7500円とした。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比4.1倍の17億600万円と、コロナ禍で厳しい経営環境が続くなか、良好な業績で着地。デリバリー・テイクアウトニーズをうまくつかんだことで、苦戦が続く飲食業界において勝ち組といえる業績を出している。足もとでは緊急事態宣言などに伴う各種制限が解除され、酒類の提供も開始され始めたことから今後の業績回復が期待できるとみている。同証券では、22年3月期の連結営業利益は会社予想66億8500万円(前期比10.1%増)に対して71億円への増額修正を見込んでいる。