きょくとうが後場急動意、22年2月期業績予想を下方修正もアク抜け感強まる
きょくとう<2300>が後場急動意している。午後2時ごろ、22年2月期の単独業績予想について、売上高を56億円から46億円(前期比5.8%減)へ、営業損益を3300万円の黒字から3億1000万円の赤字(前期6億2400万円の赤字)へ、最終損益を5000万円の黒字から1億3200万円の赤字(同7億5600万円の赤字)へ下方修正したものの、アク抜け感から買われているようだ。
新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が続けて発出されたことや、8月に記録的な大雨が長期間続いたことなどで、来店客数の減少とスーツやワイシャツなどのビジネスウェアを中心としたクリーニングの入荷が大幅に減少したことが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高26億9000万円(前年同期比7.6%減)、営業損益400万円の赤字(前年同期4600万円の赤字)、最終利益7100万円(前年同期比2.9倍)だった。