MSコンサルはS高カイ気配、第2四半期営業は5400万円の黒字で上振れ着地
MS&Consulting<6555>がストップ高カイ気配となっている。同社は8日取引終了後に、22年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表。営業損益は5400万円の黒字(前年同期は2億9600万円の赤字)となり、従来予想の2700万円の赤字から上振れ着地した。
売上収益は前年同期比63.7%増の7億8400万円(従来予想は8億3100万円)となった。緊急事態宣言などの影響で外食の顧客を中心に顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(MSR)」やコンサルティング・研修の延期・中止が発生したことから売上収益は予想を下回ったものの、利益面ではSaaSの受注が加速したことや各種費用を見直したことによるコストダウン効果などが寄与した。なお、通期業績予想については、新型コロナウイルスの収束時期が不透明だとして従来見通しを据え置いている。