TKPは一時15%高、TKP単体の黒字化で上期業績は急回復
ティーケーピー<3479>が急反発。株価は前日比14.9%高の1900円まで上昇する場面があった。13日の取引終了後に発表した22年2月期上期(3~8月)の連結経常損益は7億4600万円の赤字(前年同期は21億1900万円の赤字)に赤字幅が縮小しており、これが好材料視されているようだ。
新型コロナワクチン職域接種会場の提供が貸会議室の稼働上昇に寄与し、会議・研修需要の取り込みにもつながったほか、前年同期に新型コロナ感染拡大の影響を大きく受けたアパホテルについても4棟を新型コロナ軽症者用宿泊療養施設として貸し出しを開始し、収益化しているという。前期から着手している固定費圧縮の効果もあり、TKP単体は6400万円の営業黒字(前年同期は18億7700万円の赤字)に転じた。