助川電気は7連騰と上値追い止まらず、原発関連の有力株として投資資金攻勢続く
助川電気工業<7711>の上値追いが際立っている。株価はきょうで7連騰、売買高も前日は28万株強と増勢顕著だ。脱炭素の取り組みが加速するなか、石炭不足を背景に中国などでの電力供給難が話題となった。これを受けて「クリーンエネルギーとして原子力発電が見直される可能性もある」(国内証券アナリスト)という声もある。岸田政権は原発再稼働に前向きな姿勢を示していることで、関連銘柄には追い風となっている。同社は熱制御技術に特化した製品を提供し原発向けで高い実績を持っていることで、投資資金の流入が顕著となっている。