IDOMは急反落、8月中間期営業利益2.3倍も材料出尽くし感
IDOM<7599>は急反落している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高2277億7500万円(前年同期比27.9%増)、営業利益94億4000万円(同2.3倍)、純利益53億1100万円(同3.9倍)と従来予想の営業利益84億円を上回って着地したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
国内事業で、前期に新規出店した大型店の稼働、既存店の来店客数の増加などにより小売台数が増加したことに加えて、豪州子会社の新車販売が想定以上に増加したことが業績を牽引した。また、為替相場が想定以上に円安に進行したことが寄与した。
なお、22年2月期通期業績予想は、売上高4054億円(前期比6.5%増)、営業利益150億円(同41.9%増)は従来見通しを据え置いたが、保守的に見積もっていた法人税等の税負担率の見積もりを改めたことで、純利益は71億円から80億円(同5.4倍)へ上方修正した。