資生堂が反落、国内有力証券は「アンダーウエイト」に引き下げ
資生堂<4911>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は14日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「アンダーウエイト」に引き下げた。目標株価は8200円から6700円に見直した。現在の株価はリオープニング(経済再開)に対する過剰な期待を織り込んでいると思われる、と指摘。特に、同証券では22年12月期の連結営業利益は700億円(21年12月期予想は450億円)を見込んでいるが、市場コンセンサスは950億円の水準にあり、この違いが気になる、とみている。22年12月期は中国の増収率は贅沢品の国内消費の回帰が一巡し今後成長率が低下することも見込んでいる。