ロコンドは朝安後に切り返す、22年2月期減益見通し発表も悪材料出尽くし感
ロコンド<3558>は朝安後に切り返す展開。14日の取引終了後、22年2月期業績予想の修正を発表し、営業利益を10億円(前期比30.5%減)とした。減益見通しとなったものの、従来予想のレンジ(8億5000万~15億円)の範囲内にとどまったほか、今期の業績悪については事前に織り込みが進んでいたこともあり、悪材料出尽くしと受け止めた買いが優勢となっているようだ。
費用面で限界利益率と固定費のコントロール施策が効果を上げたことから、営業利益は従来予想のレンジ内に収まった。一方で売上高は103億円(同0.2%増)と、従来予想のレンジ(120億~125億円)を下回る見通し。緊急事態宣言が想定以上に長期化したことに伴い、主力商品である靴の需要が大きく影響を受けた。