米国株見通し:底堅い値動きか、企業の好決算で地合い良好

市況
2021年10月18日 14時47分

(14時40分現在)

S&P500先物      4,457.75(-4.7)

ナスダック100先物  15,092.50(-42.00)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル安。アジア株安も波及し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

15日の主要3指数は上昇継続。ナスダックは3日続伸、ダウは382ドル高で35000ドル台に再浮上した。この日発表された小売売上高は前月比でマイナスと予想されていたが、実際には前月並みの内容となり減速懸念はいったん後退。また、企業の好業績が続き、投資家心理を改善させた。特に、長期金利が持ち直すなか、ゴールドマン・サックスの決算内容が市場予想を大幅に上回ったことで金融株買いが強まり、相場をけん引した。

本日は底堅い値動きか。中国経済指標は強弱まちまちだが、国内総生産(GDP)の悪化が目立ち世界的な減速に思惑が広がれば売りが強まる可能性があろう。また、中国恒大集団の経営問題も引き続き警戒される。一方、原油価格の上昇で、エネルギー関連は買いが入りやすい半面、インフレも意識されよう。ただ、全般的に企業の好決算による投資家心理の改善が見込まれ、買いは継続。今晩の住宅指標が想定通りなら関連銘柄が注目されるだろう。

《TY》

提供:フィスコ

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