TKPが続落、国内有力証券は「買い」継続も目標株価を引き下げ
ティーケーピー<3479>が続落。SBI証券は18日、投資判断「買い」を継続した一方で、22年2月期から24年2月期までの営業利益予想を下方修正し、目標株価を3570円から3100円へ引き下げたことが嫌気されている。
SBIでは、上期(3~8月)は傘下の日本リージャスが展開するレンタルオフィスの稼働率低下により5億円の営業損失(前年同期比では15億円改善)となったが、貸会議室の坪あたり売上高の回復などによって、第2四半期(6~8月)は営業黒字に転換していると注目。コロナ禍の影響による回復遅れから22年2月期以降の業績予想を引き下げるものの、24年2月期には会社基準EBITDA(のれん償却費などを含む)が20年2月期の過去最高益水準に回復すると予想している。