大豊工業が新型ディーゼルエンジン燃料噴射ポンプ用の樹脂バイメタル軸受を開発
大豊工業<6470>がこの日の取引終了後、新型ディーゼルエンジン燃料噴射ポンプ用の樹脂バイメタル軸受「CF100」を開発したと発表した。
「CF100」は、摺動部面に高強度PI(ポリイミド)樹脂を独自技術でコーティングすることで、従来の軸受と比較して耐摩耗性、耐焼付き性の性能が大幅に向上したのが特徴。また、銅焼結層レス構造を新規採用することで、バイオディーゼル燃料使用時の銅合金腐食・デポジット生成に対する信頼性を向上させたという。同社では、従来を上回る超高圧が要求される次世代燃料噴射ポンプに採用され、ディーゼルエンジンの燃費向上と排出ガスのクリーン化に貢献するとしている。