本日注目すべき【好決算】銘柄 大阪ソーダ、昭栄薬品 (19日大引け後 発表分)
19日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
大阪ソーダ <4046> ★今期経常を最高益に18%上方修正、配当も5円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の97億円→114億円に17.5%上方修正。増益率が9.8%増→29.0%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。電子材料や自動車向けを中心にエピクロルヒドリン、合成ゴム関連、アリルエーテル類の販売が想定より伸びる。また、ヘルスケア関連も医薬品精製材料の新規グレードの採用拡大や医薬品原薬・中間体の新規案件獲得などを背景に好調に推移する。
併せて、今期の年間配当を従来計画の65円→70円(前期は65円)に増額修正した。
昭栄薬品 <3537> [JQ] ★上期経常を29%上方修正
◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→1.9億円に28.7%上方修正。増益率が11.1%増→43.0%増に拡大する見通しとなった。界面活性剤業界の回復基調を背景に、化学品事業で自動車関連や繊維油剤関連向けの受注が好調だったことが寄与。原材料の天然油脂相場価格が上昇し、販売価格が改善したことも上振れの要因となった。
株探ニュース