昭栄薬品が急騰、自動車関連からの受注好調で上期業績は計画上振れ
昭栄薬品<3537>が急騰し年初来高値を更新している。19日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が87億1200万円から100億5900万円(前年同期比27.2%増)へ、営業利益が6600万円から1億600万円(同2.0倍)へ、純利益が1億500万円から1億2400万円(同37.8%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
海外経済が改善し、グループ事業とかかわりの深い界面活性剤業界の生産・販売活動が回復基調となり、自動車関連や繊維油剤関連の主要得意先からの受注が好調に推移した。また、一部原材料価格(天然油脂相場価格)が上昇基調となったことで販売価格も改善した。