東京株式(前引け)=前日比45円高、一時2万9500円に迫る
20日前引けの日経平均株価は前日比45円99銭高の2万9261円51銭。前場の東証1部の売買高概算は6億37万株、売買代金は1兆4319億円。値上がり銘柄数は937、値下がり銘柄数は1105、変わらずは140銘柄だった。
日経平均株価は続伸。前日のNYダウは198ドル高と反発し、8月につけた最高値に接近したことを好感する買いが膨らんだ。為替は一時、1ドル=114円60銭台と2017年11月以来となる円安が進行したことも好感され、半導体製造装置関連などハイテク株などが買われた。日経平均株価は一時、前日比270円を超す上昇となり2万9500円に接近する場面もあった。ただ、買い一巡後は上昇幅が縮小した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>や東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>が高く、ファーストリテイリング<9983>や日立製作所<6501>が値を上げた。日本航空<9201>やJR東日本<9020>も上昇した。半面、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が安く、任天堂<7974>やキーエンス<6861>が値を下げた。