米国株見通し:底堅い値動きか、FRB議長の発言を材料視

市況
2021年10月22日 14時42分

(14時40分現在)

S&P500先物      4,535.00(-6.75)

ナスダック100先物  15,394.00(-84.75)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は5ドル安、NY原油先物(WTI)は続落し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

21日の主要3指数はまちまち。ナスダックはプラスに転じたが、ダウは3日ぶりに下げ6ドル安の35603ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうち、新規失業保険申請件数はコロナ危機後最低となり、雇用情勢の改善を裏付けている。ただ、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に弱く、回復期待による買いを抑制。一方、決算発表を受けIBMは売られた半面、テスラが買われるなど、企業業績が材料視された。

本日は底堅い値動きか。今晩発表のPMIのうち製造業は伸びが鈍化、サービス業は改善が予想され、関連セクターを中心とした値動きになりやすい。一方、連邦公開市場委員会(FOMC)の11月2-3日開催に向けブラックアウト入り直前で、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が注目される。同議長が資産買入れの段階的縮小(テーパリング)後の利上げに慎重なスタンスなら金利高は一服し、小幅ながら株買いを後押ししそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.